目隠しをされて危機的状況にいるのをなんとなく把握できてない二人とそれを見ている組織の人間たち、星をもてなす謎の人たちは滑稽。でも非道な面も持ち合わせている。星がボスと呼ばれることで力関係も協力関係も…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
連行された先の荒野で繰り広げられるアナキズムな密室劇。だだっ広い荒れた土地に十字架一本立てられたこのロケ地が御殿場というので驚き。主題歌を歌う『殺しの烙印』の大和屋竺を見逃すまい。全裸で荒野を駆け抜…
>>続きを読む22.05.21 シネマヴェーラ渋谷
(日記より)
シネマヴェーラの若松孝二特集にて。今までもそんな本数は観ていないし、よく知らない監督だが、これはタイトルだけずっと知っていて、どんなんかなと思っ…
24.1.22
夢の中のような、ただ現実の色も帯びていた。フォーク・クルセダーズ「帰って来たヨッパライ」の映画の雰囲気。
脚本家の方が精神的に参ってた時に書いたそうで、それを聞くと確かにと頷ける…
人間とケダモノをわけるのは尻尾が生えてるか生えてないかという共通認識がある世界。目隠しした男女がカップルで追い込まれた状況なのになんか呑気。星はなにも見えないなか性的な欲望で見えない女性の体を触る→…
>>続きを読む駆け落ちしようとした男女が、ボスの手下に拉致されて、車で人のいない平野に連れてこられ、裸にされて、十字架にかけられ、やって、走り回って、殺して。
十字架にかけられる女は、脇毛はあってよかったかも…
面白いけどハテナ。磔にされた彼女はキリストでありマリア。地位を与えられた男は他の女に抱かれようとも、磔にされた処女を求め逃げ回る。
ボスは一体誰なのか、この荒野はなんなのか。全て意味がわからないけ…