同じボストンマラソン爆弾テロ事件を扱った映画“Stronger”を以前見たことがあって、その時に今作の存在を知った
描かれ方の違いが気になっていた作品
“Stronger”は、1人の被害者に焦点を当てて、彼の事件前から事件後のことを描いていたけど
今作は俯瞰して事件の一部始終や事件解決までを描いていたので、より事件のことを知れた
奇しくもPatriots Dayに起きた事件だったとは…
意図的だったのだろうか…
FBIが指揮を取ったボストン警察との協力捜査体制
爆破事件による死者3人
その内1人は8歳…
爆破時だけでなく犯人兄弟の逃亡段階で、
銃を奪うために犯人に殺されたMIT担当の若い警察官がいたこと
犯人兄弟が次の爆破予定地NYに向かうために中国人男性の車をカージャックしていたことには特に驚いた
後は弟には同じ大学に通う友達がいて、彼らが犯人の写真公開時に気がついていたに関わらず何も行動しなかったことにも…
FBIのDesLauriers捜査官が犯人の写真を公開するかの判断で迷うシーンで、自分の直感では彼らが犯人であるとわかっているが、もし彼らが犯人ではなかった場合、イスラム教信者への謂れなき反感を煽りかねないと悩んだところに感動した
やっぱりこういうことにきちんと配慮しながら捜査してるのだなと
実際の防犯カメラ映像や、エンディングで実際の被害者たちへのちょっとしたインタビューシーンが入っていたのも良かった
初登場シーンから気付いてたけど、犯人兄弟の弟役がAlex Wolffなのが悲しかった…
“The Naked Brothers Band”のあのかわいい子役がー泣