リカット

パトリオット・デイのリカットのレビュー・感想・評価

パトリオット・デイ(2016年製作の映画)
3.9
2013年、ボストンマラソンの最中に起こった爆弾テロ発生からスピード解決に至るまでの実話を映画化。

冒頭から事件発生までの数十分の幸せなひと時は、後から起こる事を知ってるからこそ見ていて辛い。事件直後の混乱は生々しく、描写もエグい。。グロ苦手な方は注意。

ボストン警察視点をベースにテロに巻き込まれた人たちのストーリーも織り交ぜながら、後半は犯人視点も増え、車強奪→逃走劇→銃撃戦の終盤はハラハラドキドキ。巡査部長トミー役のマークが、キレキレの判断力を発揮する熱い警察官を演じてて、テッドからだいぶ印象変わりました。

「Boston strong 」な市民たちの実写映像が流れるラストに希望を見た翌日、マンチェスターで自爆テロが起こり…。テロで亡くなった方々のご冥福を祈りつつ、この映画を今観た事に運命的なものを感じました。
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