このレビューはネタバレを含みます
ピーター・バーグとマーク・ウォルバーグのコンビは安定。
題材は重たいけど、前向きな捉え方で描く強さが全編通して感じられて、最後はしっかり実際の関係者に敬意が払われていて、そこでしっかり刻まれるものがあるなぁと。
実話だから、楽しむって言葉はふさわしくないけど、映画にする事で伝わる臨場感と、日本のニュースでは伝わってこなかった事に驚きと涙の連続。
捜査開始までのこ事が描かれていたのも良かった。
捜査本部作るシーンでの予備回線の話とか。どんな事態でもやはりそういった初動も含めて大事なんだなと。当たり前だけど。
ケヴィン・ベーコンって何であんなにFBIが似合うんだろう…マーク・ウォルバーグっ何であんなに奮闘する役が似合うんだろう…ジョン・グッドマンとJ・K・シモンズの渋さも…そういう面で映画としてもしっかり魅せてくれる作品だと思った。
ただ、そうならざるを得ないだろうけど、タイトルからも分かる通りアメリカ万歳感は否めない。