昔は映画小僧

パトリオット・デイの昔は映画小僧のネタバレレビュー・内容・結末

パトリオット・デイ(2016年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

いや現場の正義と愛、そして市井の人々の思いにめっちゃ泣けた。
まさにアメリカの踊る大捜査線。

……なんだけど同時にアメリカが抱える闇の大きさに閉口。
敵が分かりやすく悪くないっていうところもリアル。
世界を救うのは愛しかない。
そして銃をぶっ放すっていう矛盾。
国威発揚感、まさに愛国。
泣けるのに、これで泣いて良いのかっていう葛藤(汗)
最後のインタビューのところは全然楽しめなかったよ。

普通の日本人には噛み砕けないほど背景がでかすぎて頭が痛い。
無差別テロがなくならない原因を突きつけられているようで辛い。

でも、こういう映画でさえちゃんとエンタにしてるから、自主規制だらけの邦画界よりはよっぽど健全なのかもしれない。