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グランド・イリュージョンのxavierのレビュー・感想・評価

グランド・イリュージョン(2013年製作の映画)
3.8
この罠を見破れるか?…
マジシャンとして一流の腕を持つアトラスは"フォー・ホースメン"というスーパーイリュージョニストグループを束ねていた。
彼らはマジックショーの中でラスベガスから一歩も動くことなくパリにある銀行から大金を奪ってみせた。この件を受けて次の計画を彼らが実行する前に食い止めようとFBI特別捜査官のディランが捜査を始めるのだが…
ストーリーはこんな感じ。
フォー・ホースメンが演っている事はマジックっていうよりは"魔法"に近いよね…って思わせるぐらい凄いよね、スケール的にも。後、映像がド派手なところもいいよね
シャボン玉の中にヘンリーが入って空中浮遊するところなんて、実際は出来ないけど観てて楽しいしね。
映画の導入部の4人が出会うところから、後の展開がラストまでノンストップなところも良いよね。中にカーアクションなんかも折り込みホント、見ごたえがあるしね

ただ、結構ストーリーは?ってな所もあるかな。フォー・ホースメンの面々だけど、4人ともかなりの凄腕なのに有名じゃなかったのは不思議だよね。それに、アレだけの大ががりなマジック、4人で出来る訳無いよね。絶対、多くのスタッフが居ない限りは無理だろうしね。そこを辿られたらフォー・ホースメンも危なかったんじゃないのかな?

後、モーガン・フリーマンが演じたサディアス、あれだけトリック崩しに自信がある様に言っていた割には、最初の銀行トリック以外解らなかったんじゃない?完璧にしてやられていたのは面白く無かったよね。もうちょいサディアスが活躍してくれていたら、最後の最後までヒリヒリする展開になったかも知れないのにねぇ…
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