だた

春の劇のだたのレビュー・感想・評価

春の劇(1963年製作の映画)
4.0
頭の10分間。村民の生活を映した記録映画のパートがべらぼうに素晴らしすぎて、肝心の劇パートは寧ろ退屈した。過去の話かと思ったらアポロ計画の新聞や車が出てくるし、水を汲んでたら唐突にイエス様がやってくる。時代も自然も万物を同地平の問題として捉える開放的な感性も、そこからラストで急に立ち現れる批判的なメッセージの鋭さも、オリヴェイラはずっと変わらなかったんだな。
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