冒頭はドウロ河を連想させるドキュメンタリー調のショットを素早いカッティングで繋いでいく。
劇が始まったら後期のオリヴェイラ作品を連想するような史劇が展開される。
そういった意味では転換期の作品だった…
双眼鏡で覗くカットからの近寄りだったり、オリヴェイラらしからぬカットがギョッとしたけれど、ボンっていうカニバイシュでもやっていた爆発だったり、速着替え繋ぎ(どうやって繋いだのだろう)だったり、面白な…
>>続きを読むはじめは「えっ、この喋り方で行くの!?」と度肝を抜かれるが、段々そういう発声以外あり得ないように思えてきてしまい、天使の登場とかもう全身鳥肌もんという不思議な時間。演技ってなんなんだろう。そういえば…
>>続きを読む2日以上かけて行われている儀式を90分に纏め上げる撮影編集が本当に凄く、また音楽的に発せられる台詞がメロディアスに編集されていて終始うっとりするが、なにより特筆すべきなのが、例えば銀貨30枚のユダが…
>>続きを読む前日にトークがあって、どんな物語かを聞いていたので、とっても観やすかった。赦しと慈悲に背き大きな罰がもたらされる。この村で行われている、誰に見せるわけでもないものを僕らが観ること。それを最初に自分達…
>>続きを読む凄い!
牧歌的な田舎の人たちの演劇が始まった。面白いなあ。ほのぼのしてる。学芸会とか村祭りの劇みたいで楽しみだと思って観てたら話の中に入っていって、なんとなく身近にあったことなども思い出したりして、…
(35mm)
間違いなく重要な作品だが上映機会が少なすぎる。もっと気楽に観られる環境を作らないと文化的損失が大きい。90分なのにタルコフスキー並の集中を強いる。
役者の個性に依らない演劇だからこそ…