ときしらず

ハンナ・アーレントのときしらずのレビュー・感想・評価

ハンナ・アーレント(2012年製作の映画)
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序盤の方は理解が追いつかず、ずっと眉間に皺がよっている状態。(彼女のことやアイヒマンについてもほぼ無知でした)でも、ラストにつれて少し理解できたところもあったかも。

彼女が言っていた
『理解を試みるのと許しは別』って台詞が結構印象的に残っている。

ハンナのような立場の人って、本当に難しい…
気持ちって絶対にブレないわけじゃないから、気持ちを落ち着かせたりしないと、本来考えていたことが見えにくくなったり、見えなくなってぐちゃぐちゃになってしまう。
これってある意味、自分との闘いでもあるのかも。

やっぱり冷静になって自分と対話すること、考えることって大事なんだな~と。

いわゆる悪人と呼ばれる人たちも本来、産まれてきたときは悪くないんだよなあと、、その後の周りの育った影響も大きい。

ラストの講義、圧倒された👏
ときしらず

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