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ハンナ・アーレントのp!magicのレビュー・感想・評価

ハンナ・アーレント(2012年製作の映画)
4.1
アーレントの哲学は、それまでの欧米とくにヨーロッパの思想とはまったく異なるものだった。だからこそ受け入れられなかったのだろう。全体主義はいわば個人に焦点を当てるのではなく、個人をはじめとした多数の人が組み込まれている枠組みつまりシステムに視点を置くという西洋らしかなぬ考え。彼らからすればあまりにも新しすぎた。人間はいつだって、新しいものを受け入れられない。たぶん、これからもずっとそうなのだろう。
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