ひー

ハンナ・アーレントのひーのレビュー・感想・評価

ハンナ・アーレント(2012年製作の映画)
4.0
ハンナアーレントのイェルサレムのアイヒマンを読みたくて読めてなくて、とりあえずと思い鑑賞。

自らの意思・思考を持たなくなった人間の無思想性が、600万人もの犠牲者を出したユダヤ人大量虐殺の一因だった。…この事実に人間の恐ろしさを心底感じた。

凡庸な悪は、それによってもたらされる結果は違えど、自分が生きる今の時代にも存在していている。確実に。人間誰しもが自覚が無いまま凶悪になり得る危うさを持っている。そうならない為には、過去から学び、自らの意思・思考を持つこと。…校訓みたいだな。でもそれが人間らしく正しく生きるということなのであろーう
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