あの頃、君を追いかけたのよのネタバレレビュー・内容・結末

直近、「陣頭」「海角7號」で台湾映画の脚本や演出に辟易して、期待せず観たけれど、結構良かった。
男女互いの気持ちも画面越しに伝わってきたし、親友のバカ5人組の存在もスパイスになって微笑ましかった。
純愛なのになぜかすれ違って最後まで実らないところ、後來的我們に通ずるところあり。
最後往々にしてしんみりしがちだけど、新郎に思いっきりキスしに行ったのが良かった。

結局、この手の本当に好きだったのにすれ違って結婚できないパターン、片方は大好きでも、もう片方は「恋愛としては最高に好きだけど、一緒に暮らしていくとかパートナーとしては一番手ではなかった」という程度なのでは。本当にお互い添い遂げたかったら、くっつくと思う。それを「好き」が大きい方の立場から見ると、実らない感動の恋になるのでは。