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昼顔のodyssのレビュー・感想・評価

昼顔(1967年製作の映画)
3.5
【美人女優ぞろい】

久しぶりに(たぶん20年ぶりくらい)見てみた。

内容はほとんど忘れていたけど、教授の「まだ早い」だけは覚えてましたね。

ブニュエルにしては分かりやすく作ってあるし、まあまあ楽しめました。

今回感じたのは、登場する女性がみな美形だということ。ヒロインは言うまでもありませんが、彼女の友人だってそうだし(ファニーフェイス好みにはむしろドヌーヴよりいいかも)、最初のあたりに出てくるスキー場のカフェで行き交う女性たちもそうだし、ヒロインが勤める娼館の女主人や娼婦たちも美人ぞろいなのです。

最近のフランス映画、あんまり折り紙付きの美人と言える女優が出てきませんね。フランスに美人がいなくなったわけじゃないだろうけど、『昼顔』の頃は女優というと端役クラスでも美人がひしめいていたのか、或いは時代の変化で美人女優が求められなくなってきたのか、或いは美人は映画界ではなく別の場所をめざすようになったのか・・・・・

下らないかも知れないけど、そんなことを考えながら見ていました。
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