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昼顔のoriのレビュー・感想・評価

昼顔(1967年製作の映画)
4.0
イヴ・サンローランが今作のために手掛けた衣装は、どれも心惹かれ、うっとり眺めてしまうものばかり♡

そしてすごいのが、美しすぎる衣装を完璧に着こなすドヌーブ。全く衣装負けしていないの!
むしろドヌーブが着るからサンローランの衣装がより美しく輝くし、ドヌーブにもサンローランが一番よく似合ってる。
さすがはイヴのミューズ!
モードの帝王である彼が「私はいつもドヌーブをイメージしてデザインしている」といっていたのもうなずけるなあ〜

そう、私はイヴとドヌーブのこの厚い友情関係が大好きなんです(^_^)!!♡

さて本題へ
題材はコンプレックスを抱えるセブリーヌが、ある日友達の紹介で娼婦となってしまうという内容。
でもあからさまなシーンはありません。
最初は躊躇するセブリーヌでしたが、夢にまで登場するほど抱えるコンプレックスを満たすこの仕事に、徐々に溺れていきます。

2時から5時の日中だけ、娼婦として“昼顔”の名で働くセブリーヌ。
このセブリーヌ役は、ドヌーブ意外考えられない。
物静かなセブリーヌは、もともとは貞節で、夫をとても愛している。このお仕事のことがなかったら、気品や上品さを感じさせる役柄であるはず。
セブリーヌを演じるドヌーブの存在もまた、娼館にいるにもかかわらず、いやらしさは全く感じ無くて、むしろエレガントさや気品、そっちの上流の美しさが感じられるの!

内容はわりとドロドロしている方だと思うので、
ドヌーブ抜きでは、ここまで美しく、優美な作品にはならなかったと思います。

そしてそのドヌーブの美しさを引き立てる、サンローランの衣装の存在!はい完璧!

それにしてもドヌーブは、やっぱり美女だなあ。
あ、さくらんぼのブランデー美味しそうでした♡
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