本当にゲス野郎という言葉しか出てこないチェ・ミンシク演じる大叔父が、半端ないゲスで素晴らしいです。
大叔父に比べれば、ハ・ジョンウ演じるギャングのボスなんて筋が通ったいい人に見えるぐらいw
根性もないし、腕力もないけど、馴れ馴れしさと空威張りだけは一丁前、だから当然友人もいないし、真に慕ってくれる部下も出来ない、そういう奴ほど崇められたい欲望に固執するし、その「俺を誰だと思ってんだ」を言い続けたいものすごい執念が、周囲を惑わしながらも抱き込んでいく原動力にもなっているわけで、よく描けてるキャラクターだと感心するのと同時に、いるよね、こういうタイプと思いながら観てました。
ぼんくらに見えるからちょっと周りが油断しちゃう感じの「ずるさ」を持ったゲス野郎をチェ・ミンシクさんが今回も見事にに、そして大仰にwでも憎めない感じで演じておりました。ごちそうさまでした。