このレビューはネタバレを含みます
いやあのね、ゴジラとかキングコングみたいなのがいっぱい出てくると思ったんすよ。あるいはスターシップ・トゥルーパーズみたいなね。ワクワクするじゃない。巨大生物の壮絶バトル!
でもね、軍隊の副隊長がデカパイねーちゃん?そんで芝居がコント?あれ?
コメディだったー😂😂😂
もうね、最初からやべえ。まじめにやってるんだろうけど笑える。このねーちゃんの芝居だけで、いろいろ三杯はいける。そして、ねーちゃんだけかと思ったら、全員の芝居がアレ。これさ、日本のお笑い芸人がやるアメリカドラマのコントのやつ。この映画を手本にして作ったコント、いっぱいありそう。いやちがうわ。あれだ、『知能指数0分署』『裸の銃を持つ男』『フライングハイ』の系譜だ。まじめなドラマのパロディだ。あれ?これはまじめに作った映画だよね?てことは、パロディをベースにしたシリアスアクション?新しい!
ということもなく、ただただグダグダな展開。芝居が気になって、内容がまったく頭に入らないし。
だから、大根芝居とチープな特撮を楽しむ作品かな。特撮っていうか、やっすいCG。これだったら、ほんとに特撮でやったほうが味わい深くなると思う。着ぐるみで。ワイヤー見えたりしたら、もう最高。
ツッコミどころもたくさん。
ヒーロージャンプ、落下傘すぐ開いとるやないかい(ホントは地面ギリギリまで我慢する漢技)。
巨大生物総進撃。蠍と蜘蛛と蜂だけかい。
蜂、前足で人間掴んで引き千切っとるがな。
なんで急に結婚報告しとんねん。なんでお前泣いとんねん。
てか敵ってだれー?
なんで蛇になっとんねーん!それやったら巨大化するんちゃうんかーい!
と、楽しむポイントはあるけれど……正直いまいち。やるならやる。やらなくてもやる!くらいじゃないとねぇ。
好きな人は好き!