らーめん

リアリティのダンスのらーめんのレビュー・感想・評価

リアリティのダンス(2013年製作の映画)
2.4
アレハンドロ・ホドロフスキー彼は天才
だけど現代には合ってないのかも……

「ホーリーマウンテン」「エルトポ」など人間の理解を超えた作品を世に送り出し、難しいながらもなんとなく伝えたいことは伝わり、そして考えさせられる……そんな大作を作ってきた彼の最新作はどんなのか?期待したが、少しがっかりした

相変わらず唯一無二の表現の仕方をする彼だが、今作は理解できなさすぎる
おそらくテーマは家族の絆と心に潜む独裁者
だけど、不必要と思われるシーンが多すぎる
特に、日常会話を常に歌う母親は意味がわからない。最初はどういう意図があるんだ?と考えながら観ていたが途中から苛立ちしかなかった……彼女が裸になるシーンも狂ってる、、醜すぎる
病に侵された父親を尿で洗うシーンも吐き気がする
他にも言いたいことはたくさんあるが、キリがない
あと強いてあげるならば、1920年代の設定なのに現代にすぎやしないか??

とにかく彼はもう現代では通用しないのかもしれない
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