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リアリティのダンスのアのレビュー・感想・評価

リアリティのダンス(2013年製作の映画)
3.8
ホド爺炸裂!ずっと歌ってる母親、全裸真っ黒黒すけの母親、お○っこ、冒頭の語り…わっけ分からんように見え、まさに映画は総合芸術であり、監督のものだな、と思わされる自伝的映画。
ユダヤ系の血、父親の政治観、当時のメキシコ情勢などあらゆる因果により鬱屈とした幼少期を過ごしたホドロフスキー。それをただ自分のために、自分の心の浄化のために描いている映画で、たとえば私が同じことを映画をつくることで表現しても人に見せれたものではないだろうから笑(画的な意味でも、発想の意味でも)、やはりこの人は天才だなー。ただ「これは何のオマージュ!?」と一々考えてしまうので脳みそは多少疲れます。
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