lemmon

淪落の女の日記のlemmonのレビュー・感想・評価

淪落の女の日記(1929年製作の映画)
2.8
ため息をつくような美しいシーンがあったりと、見どころはあるにはあるが、淡白だった印象。

数奇な運命。
というか、アホな父親とその後妻やら、
従業員の男にレイプされたり、
矯正院なる若い娘を制圧する施設が出てきて、そこのババアとこれぞドイツ人というフランケンみたいなのが出てきたり、なかなか凄い話。
ただ作りが安い昼ドラ風。ゆえに淡白。

コメディ要素も加えられたりと、
あまり集中できなかった😓。
後半は「え?なんで?おまえさんが😳」という飛び道具的な展開もあって、驚きはしたりと、、、。

日本語の法被を着ているルルちゃんは可愛かった。

全体的には、抑圧される女性たち。
男性社会への皮肉と、
その社会に生きるPTAのババアのような
化石たちへの痛烈な批判なのかも。

ただこの描き方だと弱いかなあ。


※追記
の、だが観終わってジワジワ来ている。
脳裏には焼き付く作品。スコア🤏アップ。
lemmon

lemmon