方眼

ゲームの規則の方眼のレビュー・感想・評価

ゲームの規則(1939年製作の映画)
4.1
1939年フランス。モノクロ。ルノアールの類まれなる才能が見える。別荘での奥行きと横移動を使ったドタバタ、入り乱れる登場人物の混沌。貴族の退廃、バロック。小動物も動きを丁寧に撮っているので、仕掛けが大変だったろう。狂言回しのオクターヴは、最後の最後で本音を出す。狂言回しが狂言回しのまま終わらないこの感じは、アメリカ映画ではなかなか無いと思う。
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