1に続いて問答無用の傑作。
凄すぎて、ツッコむ事を諦める名作。
何度観てもやり過ぎ。
だからこのシリーズが大好き。
マークは死んだ。
ホーは捕まり、キットは刑事として、ひと回り逞しく成長していた。
服役中のホーに、警察は潜入捜査を依頼。
最初は拒んでいたホーだが、この捜査にキットも絡んでいる事が分かり、ホーも引き受ける。
ホーが昔お世話になった元ボス、ルンが初登場。
ルンは10年以上前にマフィアから足を洗い、今は造船所の社長。
しかし、ここでルンがハメられる。
部下のコーがマフィアと手を組み、ルンを陥れ、殺人の罪を着せる。
行き場の無くなったルンを、ホーがニューヨークへ高飛びさせる。
潜入捜査を続けていたキットだが、マフィア達に警察だと疑われてしまう。
キットを消そうとしたコーは、あろう事かホーにキットを撃つように命令。
ホーは急所を外して一発撃つ。
ここで、このシリーズの名言が生まれる。
キットがホーにこう囁く。
『もう一発だ、信じてもらえないぞ』
ホーはキットの体にもう一発弾を放ち、コー達マフィアの信頼を得る。
全男たちの挽歌ファンが泣いた。
そしてみなさん、お待たせしました。
ここからが本番です。
マークの双子の弟、ケンの大登場。
てか、マークです。
チョウ・ユンファです。
でもケンなんです。
本人がケンって言ってるんだからケンなんだ。
ニューヨークに飛んだルン。
旧友を訪ね、かくまってもらうが、裏切ったコーの魔の手がすぐに伸び、旧友は殺される。
頭がおかしくなったルン。
精神が崩壊し、廃人となる。
ここで、ケンがルンを助ける。
記憶を失い廃人と化したルンだが、ケンの努力の甲斐が実り、復活、覚醒。
そして、ケンとルンは香港へ舞い戻る。
香港へ戻ったケンとルンは、ホーと再開。
キットも合流し、遂に役者が揃う。
ルンの濡れ衣を晴らす為、コーのしっぽを掴もうと全員で捜査。
キットが証拠を掴むが、そこでマフィアのヒットマンに撃たれてしまう。
キットの奥さんは妊娠中で、ちょうど出産の時を迎えていた。
もう命が長くないと悟ったキットは、血だらけの中公衆電話で病院へ電話をかける。
生まれたのは女の子、目はキットに似ているらしいと。
笑顔のまま、キットは息を引き取る。
全男たちの挽歌ファンが泣いた。
いよいよ物語は最終章。
男たちは、コーのアジトへと乗り込む。
ケンがマークのコートに袖を通す。
男たちの挽歌2の目玉は、間違いなくこのラスト15分に凝縮されてます。
ワタシが知る中で、ここまでど迫力なアクションシーンを他に見た事がない。
爆破爆破爆破爆破爆破爆破。
絶対怪我人出てます。
チョウ・ユンファも笑っちゃう火薬量。
ラスト、あのキットを殺したヒットマンとケンが対峙する。
このヒットマンは、本当に強い奴と撃ち合いたいだけなんだ。
セリフが一切ない静寂の中、ケンを殺せたはずなのに、生死より勝敗にこだわったヒットマン。
間違いなく、このシリーズの名シーンだ。
最後は3人ボロボロになりながら、敵を全滅させ、優雅にソファに座る。
かっこ良すぎてツッコめない。
後1作なので、このまま続編鑑賞します!