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男たちの挽歌 IIのtakumimiのレビュー・感想・評価

男たちの挽歌 II(1987年製作の映画)
4.5
実はこの作品がジョン・ウー、チョウ・ユンファとの初めての邂逅でありました。

ゆえに、後付け設定や前作との整合性が気になることは無かったし、劇中で語られるマークの“伝説”は勝手に頭の中で補完して観ていました。前作があんなにカッコいいフィルムノワール然とした作品だなんて思ってもいなかったんです。

自分はこの作品に壮大なロマンを感じたんです。侠気溢れる男たちの物語りを。

3部作として視聴すると、完成度の高い1、感傷に浸れる3と比べると余りに荒唐無稽なため、評価が辛くなるようですが、自分は単体の作品として捉えてしまっており、そのドラマ性、アクション描写、音楽、どれをとっても、ジョン・ウー作品中最も偏愛して止まないのであります。
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