【過去に観た映画】2013.12.13
タイトルは「副作用」という意味を持つ。
精神を病んだ患者が新薬を飲み、その副作用で夢遊病者となり、夫を殺害。
その裏に潜む真実を精神科医が暴く。
精神科医がジュード・ロウ。
鬱病患者を「ドラゴン・タトゥーの女」のルーニ・マーラ。
どちらが騙し、騙されているのか、男と女、嘘が上手いのはどちらなのか。
ミステリーとしてはやや、ゆるく、古典的な感じではあるが、薬社会という現代の闇を描く、サスペンスとしてとらえると
後半が引きこまれる。
つくづく心の病というものの「治療」の難しさ、薬の効用の信憑性について考える。
よく、「私はおかしくない」って言う人ほど、病んでいたりするように、心の正常と異常の
判断は曖昧で、自己申告など無意味だ。
どういう状態になると人は精神を蝕まれ、どういうケアをすれば心は安定し、幸せって思えるのだろうとか、考えさせられる。
官能サスペンス! というほどではないけれど、
やや エロスシーンあり。
やや ユリ的シーンあり。