こばまさ

サイド・エフェクトのこばまさのレビュー・感想・評価

サイド・エフェクト(2013年製作の映画)
3.4
しつこいけど、キャサリン・ゼタ=ジョーンズ出演作品をもう1つ。
『オーシャンズ〜』シリーズのスティーヴン・ソダーバーグ監督作。
『オーシャンズ12』が2004年、『幸せのレシピ』が2007年、そして本作が2013年。
たった3日程度で、彼女の10年を追いかけてしまった。


-幸福な生活を送っていたエミリー(ルーニー・マーラ)は、夫がインサイダー取引で逮捕された事をきっかけに、かつて患ったうつ病が再発してしまう。
エミリーを担当する事になった精神科医のバンクス(ジュード・ロウ)は、以前彼女を診ていたシーバード博士(キャサリン・ゼタ=ジョーンズ)のアドバイスを受け、新薬の処方に踏み切る。
しかし、エミリーの症状は改善した一方で夢遊病を発症し、ある日無意識のまま殺人を犯してしまう。
主治医としての責任を問われ、さらに社会的信用を失ったバンクスは、独自にこの新薬を調査する-

“サイドエフェクト=副作用”


現代版ヒッチコックスリラーと評された作品らしいが、そもそもヒッチコック作風を知りません!
どっちも観てる人は、分かる感覚なのか?

全体的な雰囲気は好きだけど、ちょっと暗いと言いますか…
起伏がある様で無いと言うか…
ちょっぴり退屈な前半戦。

お目当てのキャサリン・ゼタ=ジョーンズも完全に脇役だし、眉毛の形がやたら気になるし、コレは選定ミスか?

ただ、後半は面白かった。
大体の予想はついたけど、それ以上に醜い争いや駆け引きなど見応えあったね。


主演のルーニー・マーラって、どうしても彼女を初めて観た『ドラゴン・タトゥーの女』のインパクトとイメージが強過ぎて、未だに顔がよく分からなかったけど…
この作品の役もクセが強いので、顔はインプットされたがやっぱり彼女のイメージが固まらない。

精神科医役のジュード・ロウは、ちゃんと観た作品としては『ガタカ』以来。
めちゃくちゃ知ってる俳優なのに、なぜか出演作に当たらない(観てない
良かったのが当たり前なので、特に触れませんね。

そして、キャサリン(略
脇役だと思ってたけど、後半は出演時間も増えるしメガネも外すし、ありがとうございます。
流石に『オーシャンズ12』から約10年後なので、少しだけお年を召しましたがお綺麗で何よりです。
ただ、さっきも言ったけど眉毛の形が…
この当時はこの眉毛が流行っていたのか?


総評すると、結構突っ込んだ内容だとは思うけど、もうちょっとどこかに振り切って欲しかった様な。
結局は、出演者も視聴者もルーニー・マーラに振り回される作品でした!

疲れてる時に観ると更に疲れるやつ。
こばまさ

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