42〜世界を変えた男〜のちょうどいいのレビュー・感想・評価

予定調和のスポ伝モノ（差別からの理解、氷解そして団結）だが、中弛みもさほどなく十分に楽しめる。

淡々とそして苛烈なまでの差別的な言行の連続がある意味で作品に抑揚をつけていて感興を湧かせる。

音楽しかりスポーツしかり。興隆の影にアフリカ系アメリカ人あり。

ただ、ラストの描き方が尻切れ且つ呆気ないので、いささか拍子抜け。故にこの点数止まり。画竜点睛を欠く。

惜しいっ！

• #あえて勧めないが満足した。