特売小説

天使のはらわた 赤い教室の特売小説のレビュー・感想・評価

天使のはらわた 赤い教室(1979年製作の映画)
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誰も救われないし報われない世界、即ち地獄が描かれてあって、その中に生きて蠢く名美という女が名状し難い女性性で以てそれを体現するその瞬間こそは、ゾッともしたんですけれども。

それを物語と認識しながら触れている場合に於いてはあたい、とても気持ちが癒され幸福感すら味わっておりましてね、地獄で生きてんの俺だけじゃねえんだなと実感が持てて。

詰まり。

劇場の暗闇の中でこそ、いやさそこでしか得られないこれは実に好い映画体験で御座いました、と。

それと、ここで書いておかないと次にいつその機会があるか分からないので書かせてくださいね。

舐めると蟹の味がする、でお馴染み蟹江敬三が以下略、と。
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