スコットは女子高生のナイブスと付き合い始めます。そんな中、ニューヨークから引っ越してきたラモーナに一目ぼれしたが、彼女と付き合うために7人の元彼と戦う必要があり、という話です。
序盤のスコットとナイブスを観る限り普通の若者の恋愛の話かと思いましたが、大間違いでした。タイトルからナイブスが曲者だと感じていましたが、これもまた大間違いで、ただのうぶな良い子でした。デートシーンが後の伏線になっており、この2人も含めて突然ゲームのキャラのように強くなります。
個人的にラモーナに魅力を感じませんでした。そういう意味で、スコットが二股した理由もよく分からず、かつ元彼の執念もわから図でした。女性の付き合い方もちょっと理解できません。最終的に7人の元彼と戦うことになったことは分かるが、いっぺんに攻撃すればよいのになどと思ってしまいました。
場面が突然切り替わり、妄想なのか、現実なのか、はたまたゲームの中なのか観ている者は一瞬分からなくなります。ストーリーがほとんどなく、感動などはなかったです。
ちょっとしたセリフや音も文字で表現されます。そういうところが面白かったです。そのため、ゲーム感覚の映画を求めている人にお勧めです。