ブリュッセル1080、コメルス河畔通り23番地、ジャンヌ・ディエルマン／ブリュッセル1080、コルメス3番街のジャンヌ・ディエルマンのホイッスルのレビュー・感想・評価

198分かけて一人の女性の単調な3日間を描く、反復の美学の極地のような作品でした。
風呂の掃除をする、料理の準備をする、など何でもないようなシーンを固定カメラ長回しでじっくりと映しているのですが、退屈せずに見れてしまうのは不思議な感覚でした。
大田原愚豚舎の「七日」や「叫び声」など、決定的なことは起きてないのにヒリヒリする感覚が好きな方にはハマると思います。