ぱん

ブリュッセル1080、コメルス河畔通り23番地、ジャンヌ・ディエルマン/ブリュッセル1080、コルメス3番街のジャンヌ・ディエルマンのぱんのレビュー・感想・評価

-
1日目の完璧さから、少しずつ崩れいてく様子は人間らしく、でもどこかずっと不穏さが漂う。同時に主婦という“職業”の孤独さがひしひしと伝わる定点観測的な描写。
なぜそこまでなんでもやってあげてしまうのか、日々がルーティンでしかないような暮らしは、自分ごととしてとらえたら眩暈がする。
人間とは怖いね。その日々の鬱憤がなにがきっかけとなり溢れ出すかわからないから。動物的とも言えるのかもしれないが
ぱん

ぱん