レイチェル

ある過去の行方のレイチェルのレビュー・感想・評価

ある過去の行方(2013年製作の映画)
3.8
本作にてアスガー・ファルハディ監督作品コンプリート。

最後に観た本作はフランスが舞台なのにイランにしか見えない。家の内装や食事、髭が濃い男性。

髭Aが妻と正式に離婚するために故郷イランからパリにやって来た。家には妻と長女、次女、妻の恋人髭BとBの幼い息子が暮らしていた…

どうやら長女が髭Bのいる家には帰りたくないらしい。その訳とは…

真相が明らかになったその後に、さらにそのまた、実は…
過去のあれこれが今こそ明らかに!

今について話しましょう、これからの私たちについて、と言っても過去の延長上の今しか生きられない私たち。

もう語る事ができないある人物に起きた不幸のきっかけが、何層にも重なり…

メールの中身が気になりすぎる。
非常に重くてこれからどうしたらいいのか全くわからないのだった。
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