ちょなん

クレマスター1のちょなんのネタバレレビュー・内容・結末

クレマスター1(1995年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

はじめてのマシュー・バーニー作品鑑賞。
トモ・スズキ・ジャパンのマシュー・バーニー作品アンコール上映で。

マシュー・バーニーは、アメリカの現代美術家で、人体をテーマにした映画を制作している。元パートナーのビョークとの間に娘がひとり。イェール大学で医学を学んでいる。
クレマスターとは、男性器にある睾丸を吊る筋肉のことで、医学用語。
DVDは10枚だけあって、1枚あたり総製作費の1/10に相当する金額で販売して資金調達したそうな。そのためパッケージや動画配信で扱われてないらしい。

最初は前提知識なく見てたのもあって、白ブドウと黒ブドウに引っ張られて、ワインの醸造を表現してるのか?と考えてた。
途中で、子宮を連想させるオブジェやパフォーマンスと、出演者が全員女性ということで、女性器や女性自体を表現しているように感じる。
テーブルの脚に絡まる女性が、テーブルクロスに穴を開けて、テーブル上のブドウを取った後に、女性の履くハイヒールのつま先からブドウが出てくる表現が印象的。

あらすじはこちら
https://www.tomosuzuki.com/cremaster1
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