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ビザンチウムのCのネタバレレビュー・内容・結末

ビザンチウム(2012年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

何かに追われているらしく居場所を転々として暮らしている訳ありっぽい姉妹。実は親子で、母親は売春婦で、2人とも人殺しで、200歳のバンパイアでっていう、訳ありどころの話じゃない話。

母親がたらし込んだ男の家に身を寄せて暮らしていたけど、中二病が治らない娘(216歳)が恋した白血病の青年に「自伝」を書いて読ませて正体をバラし、真に受けた先生が児相に連絡したもんで追手が来ちゃってさあ大変。

実は追手は児相でも警察でもなく「同盟」のバンパイアたち。昔、母親が出会った浜辺で真珠をくれたアイツと、母親を娼婦にした暴力男。女はバンパイアになっちゃダメっていう掟を破った母親と娘を滅ぼしに来てたわけ。でも娘を守りたい母親が必死で頼んだら、浜辺で真珠をくれたアイツが暴力男を殺してくれて一安心。母親は真珠と、娘は白血病と、それぞれ生きて行く事になりましたとさ、めでたしめでたしエンドロール。

エレノアが殺す相手って、昔一度出会っててエレノアが秘密を打ち明けた人なんだろうな。信じてなかったけど何十年も経ってるのにあの頃と変わらない姿のエレノアを見て、ホントにバンパイアだったんだ…って思って、人生を終わらせて貰うんだろうな。友達を殺すの悲しいだろうな。でも美味しく頂いちゃうんだな、バンパイアだから。
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