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ポルトガル、ここに誕生す ギマランイス歴史地区のAのレビュー・感想・評価

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オムニバス作品あるある「捨て駒っぽい作品と大本命っぽい作品の差が激しい」なんてこともなく安心して観られる。これだけ優れた映像作家を集めて持ち味を失わせず的確にまとめた製作者がまずすごい

4本の中ではヴィクトル・エリセが1番好きだった。シンプルな作りの映画だからこその強度が魅力的。
ペドロコスタ、難解だったけどフィクションと歴史の狭間を揺れる面白さがある。あと肩車された子ヤギが人間のほっぺをペロッと舐めるのが可愛い。オリヴェイラ、どこかファンタジック。カウリスマキ、ラストのブルーの照明はとても美しかった。
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