未レビュー映画埋め埋め隊
一匹狼VS邪教集団! 伝説の秘宝をめぐって展開する怒涛の攻防戦! これが本物のマーシャルアーツ・アクション!
原題は『Death Grip』
主人公は最後までブレイドを武器にしないのになぜこのような邦題になったか、はなはだ疑問ではある(苦笑)
彩プロの低予算アクションだろうと微塵も期待せずに観たが…予想外におもしろい!( ;∀;)
主人公は自閉症の弟を施設から連れ出し協同生活を。弟はシリンダー錠はずしの天才的能力の持ち主。
なんか設定が『レインマン』ぽい(笑)
アクションとは無縁の出だしにたじろいだが、後にこれは80年代のごちゃまぜ香港アクション映画へのオマージュだと気づいた!!
兄弟愛あり、アクションあり、重いメロドラマあり、邪教集団まで登場!とコメディ&アクション&ラブ&シリアスの融合作(;゜∀゜)
というわけで、昔の香港映画大好きの自分にはかなり大当たりだが、ごちゃまぜ荒唐無稽な展開が苦手な方にははずれとなるので注意(^-^;
ベースはジャッキー・チェン映画?
アクションは『ダイハード5』のスタントも担当した、エリック・ジェイコブスが監督・主演で彼のスタントチームも参加し、レベルは非常に高い。
肉弾戦アクションに関してはステイサム、ヴァンダム映画よりスピードは↑(゜ロ゜;
「エスクリマ・カリ」という格闘技らしい。
ただ、最初に言ったようにジャンルごちゃまぜなのでアクションもかなりムダ遣いが多い(^-^;
そこは好みの分かれるところ。
アクションシーンでのカメラワークは◎
予算がないためか火薬はなし、銃撃戦もちょこっと。
ヒロインのレベッカ・アンは美人とは言えないだろう…しかも、コメディ主体。
おおよそ一般受けしないが、作り手の映画愛がひしひしと伝わってくる怪作!
※たぶん一般評価は2~2.5くらい?
テキトージャケ借りはたまにこういう当たりが出るからやめられない(^o^)