実話に基づいた話。
高野秀行さんのノンフィクション、
『謎の独立国家ソマリランド』、『恋するソマリア』を既に読んでいてソマリアの状況や国家の成り立ちなど前知識がありました。
海賊をやっているのはほとんどが元漁師。
貧しいが故に、海賊になるらしい。
そしてソマリアから亡命する人もかなり多く、国内で暮らしている場合そういった在外ソマリア人からの送金もかなり重要なのだとか。
海軍にソマリ語を話していた人がいましたが彼は亡命したソマリア人の2世なのかなとか、いろいろと本編以外の部分でも考えさせられる作品でした。
ソマリアに興味を持った方は是非上記2作品を読んでみることをお勧めします。
二時間以上の作品でしたがあまり長いと感じず、全編通して目が離せない作品でした。