あらすじは主人公ゆういちのお母さんが認知症になり、ゆういちは母をグループホームに入居させることになる。それからというもの母の認知症の具合がさらにひどくなり、母は息子の存在をも忘れてしまうことになる。
全編通してウィットに富んだ笑い溢れる作品だと思いました。こなき爺のところはとくに笑いました。親子の介護話だけでなく、母みつえの亡くなった夫や妹との回想シーンなども盛り込まれていて、介護話だけだと単調になりそうなところをうまく回避していると思った。親子を演じた赤木春恵と岩松了は良かったし、脇役の竹中直人や温水洋一も良かったと思います。心がほっこりする映画ですね。
