ナーオー

ディアトロフ・インシデントのナーオーのレビュー・感想・評価

3.0
陰謀説が好きな人にオススメ。

最近、日本のテレビなどでもよく紹介されるようなった「ディアトロフ峠事件」基にしたSFホラー作品。

「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」系のPOVスタイルの映画です。この時点で映画に合わない人はいると思います。ヤバイ状況になってもカメラを手放さない、わざとらしい撮影などもあるので合わない人は絶対合わないです。

でもこの映画構成がとても上手でした。
「ディアトロフ峠事件」を取材する学生たちが徐々に"巻き込まれていく"様子が自然でやはり監督の腕が良いと思いました。
なんといってもあの「ダイハード2」や「クリフハンガー」のレニー・ハーリンが監督です。また雪崩のシーンも雪地帯を舞台にしたアクションでお馴染みのハーリン監督なだけあって迫力がありました。

後半はもろSFホラー映画になりますが、ここのCGが結構酷くてちょっと残念でした。前半の不気味さがここで一気にチープになってしまって、勿体ない気がしました。

B級ホラー映画としては面白かったです。
こういう陰謀論映画は好みなので最後まで楽しめました。
ナーオー

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