ざっくり感想…
"搾取する側とされる側の対立"
物語はSF映画に限らず、よくある話
だけど絵力がとにかく凄い!
ここにビンビン来なかったら楽しめないと思います…
ニール・ブロムカンプの『第9地区』程ではないにせよ、斬新なビジュアル満載でこれだけでも本作はそんなそこらのSF映画より優っている。
また普段は臆病や小役人などを演じることが多いエディ・サーマンが悪役、一方で普段は悪人か変人か、イカれサイコ野郎ばかりを演じるリチャード・ブレイクが善人というキャスティングも面白かったです。
特にリチャード・ブレイクは全身麻痺で寝たきり、感情を読み取ることができるのは声と目だけなのにも関わらず、最後はきっちり泣かせる見事な演技と存在感で素晴らしかったです。