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なま夏のmokemokeのレビュー・感想・評価

なま夏(2005年製作の映画)
3.3
ついにAVにまで手を出したのかと思われそうなジャケットとキャストとタイトルですが、AVではありません⚠️

『空白』『ミッシング』『ヒメアノ〜ル』の吉田恵輔監督の初脚本・初監督作品ということで観たこちら🎬


「ストーカーじゃないよ」
「どこに出しても恥ずかしく無い
ストーカーです」

冴えないサラリーマン(三島ゆたか)の片想いの相手は女子高生(蒼井そら)

サラリーマンの部屋の壁に貼り付けられている隠し撮りした女子高生の写真。
暇さえあればどこかから女子高生を見つめてる。
盗聴器をしかけたぬいぐるみをプレゼント🎁🧸 


どこからどう見ても立派なストーカー。

ストーカーの行く末はどうなってしまうのか。


盗聴器で女子高生の会話を聴いた所で、そこに喜びや幸せなんてあるはずが無い!
そこには知らない方が良かった苦い現実しかない!

非モテストーカーの末路。
キモいけど哀愁も感じた。
彼がもっと爽やかでシュッとした感じなら
もっと違うアプローチがあっただろうに💧
なんて事を書くと外見至上主義と思われそうだけど、この映画ではそういう事なんだよなと思えるような描き方をしている。
約20年前の作品なのでその感覚は当時普通だったと思う。

元セクシー女優の蒼井そらの、瑞々しい女子高生役が意外とハマっていた✨
上手いとは言えないけど素人っぽい演技がリアリティを感じた。

三島ゆたかの絶妙な気持ち悪さもお見事でした✨

もっとエロいかと思ったけど、そこまでではなく(もちろんエロいシーンはありますが)それよりもキモさが上かな🤔

ラストの解釈を教えてほしいけど、
AVのような映画、観る人少ないだろうなぁ
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