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小さいおうちのuyのネタバレレビュー・内容・結末

小さいおうち(2013年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

タキちゃん、絶対幸せになって欲しいキャラクターなのに、亡くなったところから始まる。切なし。

特別大きなことが起こる映画じゃないけど、手紙や電報で連絡しないと待ち合わせも出来ないような時代。役者全員が死んだ後、自叙伝によって暴かれるというのもドラマになるなぁ。

原作を読んだら、イタクラショージをめぐる恋愛劇では全くなくて、平井家での女中生活がとても幸せなもので、時子奥様が芸術やお洒落を品よく楽しむイヤミのないお嬢さま(みんな好きになっちゃう)で、戦前〜本土決戦前までの東京はウキウキ楽しい街だったことなどなど、『この世界の片隅に』みたいな物語だった。
タキちゃんの機転を効かせた献立とかお家を整えて正月準備する様とか、女中目線での暮らし方をクローズアップした映画にしてくれた方が良かったなぁ。

そして妻夫木パートうざいな。昭和の人が描く現代っ子って感じでなんか違和感。
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