もうやん

舞妓はレディのもうやんのレビュー・感想・評価

舞妓はレディ(2014年製作の映画)
3.5
いや〜、これは面白かった。
周防正行監督はん、やらはりますなぁ。
京都の古式ゆかしい花街、舞妓の世界とミュージカルを合体させてしまった一大エンタテイメントに仕上がっていて、観ていて本当に楽しかった。
真面目なところはしっかり真面目に作られているが、コメディタッチにくだけているところもあり、その緩急の付け具合が絶妙で観ていて飽きがこない。
上白石萌音のはじめのイモっぽい感じからしっとりとした京の娘に変わっていく様は実にお見事。
長谷川博己、富司純子など、取り巻くキャストの演技もとても良かった。
小春として玄関を出て行くシーンは感慨深かったし、お座敷に上がって母親の話をするシーンでは思わず泣けた。
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