福井康之

ANON アノンの福井康之のレビュー・感想・評価

ANON アノン(2018年製作の映画)
4.3
アンドリュー・ニコルらしいSFです。

"私は神にさえ忘れさられたい"

プライバシーの失われた近未来、全ての人の記憶が記録され、検閲されることで犯罪そのものがなくなった世界で、一級刑事のサル・フリーランドは検知エラーの女とすれ違う

「犯人はクレイの視覚に侵入して身を隠した…視点の同化だ。」

不可解な殺人事件が連続するなか、サルは全ての記録を持たない"ANON"(匿名)との接触を試みる

「君のアルゴリズムはすばらしい。」

攻殻機動隊のアレだよね?当然、ハッキングされて視界を奪われたり記憶を操作されるみたいなことになる。

こういう世界観好きなんで、とてもおもしろかった。
福井康之

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