素人がちょっと欲を出して、自分は手を下さないから、ちょっとだけ関わっても良いかなって興味本位を出したらとんでもないことになるで。
っていうのを教えてくれる。
ちょっと片足の指だけでも、その世界に触れてしまったら最後、絶望まで引きずられていく。
少しでもそのヤバさを知っている人からの忠告や警告は、素直に聞いておいた方が良いですね。
でも大丈夫でしょって思っちゃうから、そこで止まれない。
映画の構成的には、なんとなくファスベンダーが何かしら関与したかは分かるんですが、全貌はよくわからない作りになってます。
多分これは意図的で、何がなんだか分からないけど巻き込まれている怖さを表現してるんじゃないかと。
だから筋は見えないんですが、周りで起きている「恐ろしいもの」が世界にはある。
ということを感じ取れる。
関わらない方が良いことは、自分から踏み入れちゃいけません。
関わらなければ、欲を出さなければ、ファスベンダーとペネロペは幸せな人生を送れたんではないかな…