ENDO

ヴァン・ゴッホ~最期の70日~のENDOのレビュー・感想・評価

4.2
事後の感覚。切断された時間とたわいもない日常。お金に抑圧され社会に迎合できないことで迎える死。飛躍の潔さ。カメラはいつも間に合わない。始めから決まっているのだから。死を間際にしてのアドリーヌの献身にグッときてしまった。足にピッチャーを落として大騒ぎするおばさんに『ゴッホの死』の余韻は掻き消されてしまい何事もなかったかのように日常が帰ってくる。
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