トモ子

世界一美しい本を作る男 ―シュタイデルとの旅―のトモ子のレビュー・感想・評価

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たしかにゲルハルト・シュタイデルは世界一美しい本をつくることのできる人だ。それはシュタイデル社の本を手にしたらよくわかると思う。
ぎゅうぎゅうに詰まったあのキャリーケース。本のページを捲る音や紙の質、インクの香りを語る姿。
彼は本というものが誰の為にあるべきか、どんな情熱を持ち続けていればそれが完成するのかをよく知っているんだ。
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