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リンカーン/秘密の書のnosonokaのレビュー・感想・評価

リンカーン/秘密の書(2012年製作の映画)
1.2
リンカーンと吸血鬼の復讐新奇劇〜金だけはかけた〜映画
父親の、復讐は絶対するなの忠告に対して「父は死に無効となった」のセリフと同時にすぐ復讐する
師匠の、友人も家族も作るなの忠告に対して、ガチ親友の相棒作るし結婚する
このフリとオチの基本中の基本のお笑いから
「こんなブ男君にはもったいない」「私は見かけじゃないと思う」ブ男目の前で繰り広げるブラックコメディ
お笑いだけでなく映像にも力を入れている
斧を初期武装アイテムに選んだかと思えば師匠とカンフー映画風訓練シーンのワイヤーアクションをはじめ、馬の背中渡りシーンはチャンネル変えたっけ?アニメ?ってくらい別世界
要所要所に挟み込む特殊メイクとCGの無駄遣い、映像は確かに凄いはずなのに何一つ心が突き動かされる場面がない
住み込み労働片手に吸血鬼ハントをしてた者がきっかけもなく街頭演説しだして動機なく弁護士目指してたら大統領になってて急にリアルリンカーンと人生重ねる強引な展開、秘密の書(日記)が全然秘密じゃない、不老不死吸血鬼のラスボスに齢五十の初老がグーパンで勝つ強引さ、これからも話は続くよー的な安易な終わり方
金持ちの映画好きが大衆ウケ狙いに監督やってみた感が滲み出ている
あと嫁の吹き替えの相武紗季が棒読みすぎてげんなり
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