からかす

るろうに剣心 京都大火編のからかすのレビュー・感想・評価

るろうに剣心 京都大火編(2014年製作の映画)
3.5
あいもかわらず頑張っている作品で
現状邦画でできるトップクラスの水準で
漫画原作を実写アクションとして映画化している。
シリーズ通してだが何よりキャストのハマり方が絶妙で
舞台がかったやや大袈裟気味な藤原竜也の志々雄真実
ビジュアルからして完璧な神木隆之介の瀬田宗次郎はバッチリ。
あんなことになったけど伊勢谷友介もまあカッコいい。

ただ全体的にはややグダついてる。
これはもう週刊連載漫画を実写化する上である程度仕方のないことで
無数のエピソード、キャラクター、見せ場を接木のように
毎週続ける週刊連載漫画を2時間の映画にすると
どうしても映画としてのメリハリにはどうしても欠く。
各キャラにそれぞれの見せ場を配さなきゃいけない。
「アベンジャーズ/インフィニティウォー」と同じ現象。

まあ2部作の前編ということを考えると
この程度のダラつきで抑えているならこれはもう許容範囲。
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