一体あのケーキはどんな味がしたのだろうか。
母の死のもと父と子の微妙な関係。
父は妻の死を受けとめながらもやはり身が入らない。
娘も同様に母の死を受けとめながらもどこか気持ちが定まらない。
そんなふたりが表向きは気丈を振る舞いながら前を向いて行く決意の矢先の出来事。
ちょっと上手な表現が出来ないけどそんな感じ。
そして衝撃のラスト。
正直言うと衝撃と言うよりは呆気に取られた感じ。
監督の想い、この映画のテーマが数分で表現されている。
それにしてもあのケーキ。
どんな味がしたんだろう。
邦題に異議アリ。