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オンリー・ラヴァーズ・レフト・アライヴのれのレビュー・感想・評価

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深夜のジャームッシュ映画祭第七夜。

「そんなに長く生きてきてどうして分からないの?自分の心に囚われて生きるのは時間の無駄よ」の台詞がよく残ってる…他作より全体的にゆったりとしていて、レコードやら真上ショットやらのゆるやかに回り続ける独特の雰囲気というか、作品の中での時間の流れ方がすごく好きだった…人間たちに扮するのも同種族の恋愛関係もどうしようもない妹の存在も全てが綺麗だったな。

そうか、ジャームッシュはゾンビに対して強い嫌悪を持つ吸血鬼たちを描いた後にゾンビ映画(〈デッド・ドント・ダイ〉をゾンビ映画として良いのかは置いておいて)を撮ったというわけ…?というのも含めて面白かった
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