太陽から来訪するCMEが人類を滅ぼし得るというお話ではあるのだが、根底にあるのは地球温暖化ブームと環境破壊の訴えで...
大気中のメタン濃度の増加(温暖化)やオゾンホールといった、人間活動が自然に及ぼしている影響が無ければ...、即ち地球本来のシステムが機能していればここまでの事態には陥らない、とするのが一番に描きたいところ。
またCMEによる被害として想定し得る冷戦期への逆行を描き出すことで、人類が自身の手によって人類を滅ぼし得る核戦争の脅威(緊張状態)を織り交ぜ、人類の愚かさを強調。
その解決への糸口として、個々の融和を以ての両国の一時的な協力と、破壊する(殺す)ための兵器を人類を救うための手段として用いることでの、人類への希望を示すドラマは見応え十二分...でもないかな。
ストップ、温暖化!!
「トータル・フィアーズ」(2002)...「ネプチューン」(2006)...